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埋立工事なんぞよりこっちだろ!
【名護】北部地区で民間救急ヘリコプターを運航するNPO法人MESHサポートが、11月以降の運航を休止することが決定的となった。小濱正博理事長が27日に県庁で会見し、運航休止と運営形態の見直しなどを含む今後の活動方針を明らかにする。
これまでの出動件数は約560件(NPO設立後、440件)で、多くの「救える命」を救ってきた。そのうち、約3割は北部地区以外の県内外の観光客らが占め、MESHは「北部だけの問題ではない」と訴え、各地で募金活動などを展開してきた。
一方で、月1200万円掛かるヘリ運航費は企業や個人からの寄付、会費に頼る部分が大きく、景気の後退や東日本大震災の発生なども影響した今年の募金額は、昨年比でほぼ半減するなど、運営が厳しくなっていた。運航再開のめどは立っておらず、MESHは引き続き支援を求めている。