s0met1me◆JIRN.kBNd のやんばる名護パトロール隊(起承転々)2nd

沖縄本島北部はやんばる名護エリアでの由無し事をつらつらと.

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昔話とブラインドタッチ

今となっちゃオレ自身信じ難い感じすらするけど,オレがコンピュータに初めて触れた時代(最初は汎用機だぜ (爆))ってまだインタラクティブな入力システムが一般的ではなくて,プログラミングってと「コーディングシート」ってのに手書きして,それを見ながらカードパンチャーてので打ち込んでた(でカードの束を読み込ませるワケだ).*1
ちなみにその束ってのはちょっと量があると10センチとか20センチになんだけど,たいていは輪ゴムで束ねてあった(も少しまとまると細長い専用ケースに入れてたな).


ところがヘタこくとその束バラ撒いちまって悲惨なことになる.そーゆー時の為にプログラムがほぼ仕上がると,横っつらにマジックで対角線引いてた(そーすんと万一バラしても線を頼りに並べ直せるから).
てな感じで学生当時タイピングなんて習ったこともない.


業界に入った当時も社員研修でタイピング練習なんぞ無く,配属後も専門のパンチャーさんにカード打ち込みを発注してた.パンチャーさんは二重打ちなんてチェックすんだけど,元々字が汚いオレなんかの場合結構打ち損じが有った.
とまぁそーゆー状況だったんで,コンソールで多少コマンド叩くことはあっても,基本的には日頃そんなにカタカタとキーボード入力することは多く無かった(まだチャットとか無かった時代).とは云へ土壇場になんとパンチ依頼(朝一番に出して午後仕上がるとか)出してる余裕無いから自分でパンチしてたけど.*2


でその後時代は変わり(今では極普通だけど),プログラミングてと自分で直に打ち込むやふになった(タイピングソフトって一時期相当流行ったよなぁ).
でも別段速さを競うことも無かったし,量より質を尊ぶオレは,ズルズル自己流のまま特に矯正もせず今日に至っちまって,結局まともにブラインドタッチが身に付いていないのだった.


でもでも電源その他含めてコードレスのTVが実用化されてるってな時代,いつまでキーボードなんぞに頼らなきゃならんの?*3

*1: その前の世代は「紙テープ」で実際オレも多少使ったことがある.映画のフィルムみたいに物理的に編集してたんだぜ.「パンチカード」には印字があるしカード単位の差し替えだけど,「紙テープ」には何もないからどこで切り貼りしてたか記憶にないな.改行マークとか探してやってたんだっけ?

*2: 「マシンタイム」予約して使うしかなかった時代なんて想像できんやろな.しかもオフライン系は共用できんから,配属されて直ぐ殆ど空いてる夜中ばっかだったオレ ;_;

*3: このエントリはアクマで事実を書いているだけであって,ブラインドタッチの必要性の是非を問題にしているワケではありません.
そもそも今これをタイピング矯正しながら打ち込んでますから(笑).
でも Google ならそろそろ思考入力のプロジェクトが...