s0met1me◆JIRN.kBNd のやんばる名護パトロール隊(起承転々)2nd

沖縄本島北部はやんばる名護エリアでの由無し事をつらつらと.

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クラゲの季節

風が有った所為だろうか,珍しくこの時間までぐっすり眠れた.夜中に起きなかったのは随分久しぶり.なんで少々カラダが痛かったりする.

沖縄でのここ数年のハブクラゲ被害はそれまでの2,3倍と増加傾向だとか.コワ.

傘が10センチくらいで足が1メートル程度だから,丁度アカクラゲの1/2スケールくらいの大きさ.やっかいなことに,体全体がほぼ無色透明で,見た目では非常に見つけ難い.しかも毒性は蛇のハブの実に7倍もあり,威力は2年たっても痕が残るほど.8月下旬が最盛期と言われる.

上下長い服を身に付けて露出部分を少なくするのが効果的と言うけど,この季節にそれはちょっと無理な相談.刺された時の応急処置としては,酢をかけると刺胞を非活性化できるらしい.

ざっと記事を拾ってみると
ハブクラゲ注意報を発令 被害防止で講習会 沖縄県
八重山毎日新聞 (2005-06-03 23:03:55)

那覇】海水浴シーズンを迎え、県は6月1日付でハブクラゲ注意報を発令した。昨年の海洋危険生物による被害件数は350件(前年253件)で、うちハブクラゲの被害は165件(同81件)と大幅増。八重山でも73件(47件)、43件(同15件)で大幅に増えている。県は2日、県庁に関係者を招いて講習会を開き、注意を喚起した。
1998年から2004年までの被害件数を海岸別にみると、八重山では石垣市底地でハブクラゲ被害が32件以上、不明クラゲが10-31件と多い。米原、名蔵、冨崎、真栄里もハブクラゲ被害が10-31件になっている。
講習会で講演した県衛生環境研究所衛生動物室の岩永節子氏によると、海洋危険生物の被害の半数以上はハブクラゲで、成長期の7-8月に多い。ハブクラゲ被害で子どもに重症例があるのは「大人より体が小さいので、体に入る毒の量が多くなる」と説明した。

ハブクラゲ被害増/7月以降55件 県が注意喚起
2006年8月17日(木)

ハブクラゲによる被害が七月下旬から増え、県が注意を呼び掛けている。県薬務衛生課によると、今年に入ってからの海洋危険生物による被害発生件数は九日現在、百三十五件で、うち六十四件がハブクラゲによるものだった。
 特に七月以降に五十五件と集中。五歳や七歳の児童が広範囲に刺され、中等症の被害を負ったケースも出ている。被害全体の四割以上が県外在住者で、県は観光客らにも注意喚起している。

ハブクラゲ 7、8月被害集中

県内で毎年7月から8月にかけて、ハブクラゲに刺される被害が多発している。医師は「刺されてしまうと長期間の治療が必要になる。死亡例もある」と指摘。県は、ハブクラゲ侵入防止ネットが設置された海水浴場の利用や、遊泳時に肌の露出を避けることなどを呼び掛けている。
 「ハブクラゲに刺された部分が瘢痕(はんこん)化(傷あとが残ること)しないようにするため、治療に数カ月から数年かかる」。琉球大学医学部付属病院皮膚科の平良清人医師は、自身の診療経験を踏まえ、被害の深刻さを説明する。
 県福祉保健部・薬務衛生課は17日から20日まで、県庁1階の県民ホールで海洋危険生物パネル展を開催し、県民へ注意を呼び掛けた。
 同課のまとめによると、1998年から2006年までの9年間に、海洋危険生物による被害は計3007件発生し、そのうちハブクラゲによる被害が1387件と半数近くを占めた。月別では7月(536件)と8月(625件)に集中している。
 ハブクラゲは細長い触手に多数の刺胞(しほう)を有し、その刺胞内に刺糸(しし)が折り畳まれている。触手が遊泳中の人の体に巻き付くなどして刺激を受けると、刺胞から刺糸が発射され、それが皮膚に刺さって有害物質が注入される。
 刺された場合は(1)すぐに海から上がる(2)負傷部位はこすらず、食酢をたっぷりかけ触手を洗い流すようにする(3)残った触手は指先でそっと取り除く(すべて除去すること)(4)痛みを和らげるため負傷部位を冷水や氷で冷やし、病院へ―と対処する。食酢は、ほかの海洋生物による負傷には使ってはいけない。