っていう気象庁のパンフがあるんだけど,これの最後の<適切な行動の例>の部分はちょっと半端というか誤解を招きそうな気がする.年配の方やご老人は,昔から「机の下」とか「トイレが安全」とか信じ込んでいそうだから,こう「例」に書かれてたら,その通りにしてしまうのでは?
耐震性能の低い木造住宅は,中に残ったら助かる確率が低いハズなんだけど,そう言い切るのがコワイのか.しかしせっかく「緊急地震速報」が有っても,行動指針をまとめておいてくれないと混乱が生じるのも確かでは?
福岡の様に未発見の活断層があったという陸上の例もあるけど,海底の活断層は未確認のものが多いんだなぁ(確かにそれは困難だろう).能登沖の海底の活断層も,過去に発見済みだったらしいが,その後の確認(データ収集)ができないままだったので,情報としては公開されていなかったという話だ.
有感地震の多寡はそこに住んでいれば,経験的に分る.九州に比べれば関東の方が頻繁に地震を経験する.かと言って,大きな地震に見舞われ難い場所なんてのは,日本中どこを探しても無いってことなのでは?(> calbee さん)