s0met1me◆JIRN.kBNd のやんばる名護パトロール隊(起承転々)2nd

沖縄本島北部はやんばる名護エリアでの由無し事をつらつらと.

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calbee さん 残念なお知らせです

昨日のニュースで,calbee が東京のバックアップを行なうデータセンターを浦添市に設置したというのがあった.沖縄に目をつけたのは,全国的に見て一番地震の発生確率が低いのが理由だって.確かに浦添市は,気象庁の観測開始後,震度2以上の地震が2度以上(だったかな?)観測されていないとか.

国内で最も地震発生頻度が低い?

 防災科学技術研究所地震動予測地図をみると、30年間に沖縄本島那覇)で震度6弱以上の揺れに見舞われる確率は2〜10%となっています。これは全国的に見て平均的な値です。

また、地震保険料率でも、沖縄県は2等地となっています。この等地とは、地震のリスクに応じて都道府県を1等地から4等地の4段階に分類したもので、1等地が最も地震リスクの低い地域となっています。2006年に等地の改定が行われる前、沖縄は1等地でした。最もリスクの低い部類に入っていたのですが、改定後は1階級上がってしまいました。

これは、地震の研究が進むにつれて、地震の起こる可能性に関するデータが集まってきたことが大きく影響しています。地震保険料率や建物の地震地域係数は地震危険度を元に判断するのですが、これまでは過去に発生した大地震だけを使って危険度を決めていました。しかしこの方法では、沖縄のように過去の記録が不十分な地域ではデータが少なく、誤った結果になりがちです。そこで最近では小さい地震の起こり方を含めて分析しています。

 このように、沖縄が地震の大きな揺れに見舞われる可能性は全国で最も低い、ということはありません。あくまでも全国平均程度です。
(中略)
建築物の耐震基準として地震地域係数があります。沖縄は地域係数が0.7と全国で最も低くなっています。東京は1.0です。大事なことは、この係数は1981年に制定されたものであるということです。当時は沖縄の地震活動についてほとんどわかっていませんでした。不十分なデータを使って決めたために、地域係数が過小評価になったと見られます。また、沖縄がアメリカの施政権下にあったときに用いられていた低い耐震基準を改定する際、改定前後で建物の耐震基準が大きく食い違うことを防ぐために、大幅な変更を行わなかった可能性もあります。

さて、現在日本列島全体の地震危険度を見るのに最もよいマップは、上で挙げた地震動予測地図でしょう。すでに述べたように、沖縄の地震危険度は全国平均程度です。一方、沖縄の建築物は全国で最も低い地域係数で作られています。この2つから、沖縄の建築物は大地震のリスクに対して他地域より弱く設計されているといえます。

確かに関東東海エリアよりはマシってことだろうけど,日本は活断層の塊な(確認されていない場所も少なくない)ワケでして.でこの「地震地域係数」って奴だけど(calbee さんも確かこの値を根拠にしてたかな?),耐震基準が地域によって違うなんて知らなかったな(calbee さんのデータセンターは震度6でも稼動するというから大丈夫だろうけど).地震保険料率が改定されてんのに,地震地域係数がそのまんまってのはマズイぢゃん.

こっちに下見に来たときから,比較的新しい集合住宅には1階部分が駐車場になってて殆ど柱だけのものが目立つのに気付いたのだけど,柱の太さがちょっと頼りなげな気がしてた(ココもそうなんだけど).ホント大丈夫なんかい?