こんな制度があるとは知らなかった.公共広告機構とかで宣伝する必要があるんじゃなかろうか?
しかしこの指摘は一見正しいようで矛盾してないか? 子供の容体は急変し易く,一般の医師でも判断が難しいと言われている.素人の電話越しの説明に的確な対応・判断ができる能力のある医師を24時間体勢で待機させられるのなら,小児救急の医師を補充できるんじゃないの?
夜、子供が熱を出した。様子をみるか、病院に連れて行くか?。判断に迷うとき、電話番号「#8000」で医師らに話を聞ける「小児救急電話相談事業」が、16県で未実施であることが、2日までの厚生労働省の調査で分かった。
厚労省は未実施の県に対し、早急に始めるよう通知。既に実施している31都道府県に対しても、深夜帯(午後11時?午前8時)や、携帯電話からでも利用できるよう求め、来年度予算の概算要求に本年度の約1.6倍の約6億5000万円を盛り込んだ。
厚労省によると、休日や夜間に小児救急病院に来る患者の9割以上は軽症。電話相談を充実させれば、小児科医不足の一因となっている深夜の激務を軽減できるという。
調査によると、7月1日現在で未実施の県は青森、秋田、山形、福島、埼玉、富山、山梨、長野、鳥取、島根、徳島、愛媛、高知、長崎、鹿児島、沖縄。
つまりこれを有効活用するなら,都道府県別ではなくコールセンター化しなけりゃ,体勢作りができないか,形式だけに終わる恐れがあるのではないかと思う.