またぞろまとまりのないハナシだと前置き.
まず使い勝手とか機能的によく分からなくて面倒とか,ネットワークコミュニケーション(SNS の類)に付いて行けない人が居るだろう反面,近頃狭い部分で特定のサービスに依存し過ぎる危険てのを少し感じてた.
今年に入ってたまたま Facebook 始めて(イスラム圏においてそれや色々なネットワークサービスが革命のツールとして活用されたというのは興味深かったけど,リアルには分かってなかった)何となく使ってた.
それ以前に Mixi や twitter もやったけど,正直あまり役に立つのかなって.
それが今回の震災に関して,驚くほど短時間に多数の情報が寄せられ集約されていくその有効性を目の当たりにした.特に Facebook の場合,情報(リンク)の埋め込みや他サービス(さらには現実世界)との連携の点で便利なんだなと.
それと twitter では待受状態だと自分でフォローしてるユーザーからの情報しか上流から来ない特性が有るのに対して,Facebook では注目した(気に入った)ユーザーについて世界中のあらゆるユーザーからの情報が集まってくるとこが新鮮.
今回の震災で経済的な支援は出来ないんで,取り敢えず提供できるものを送ろうと考えたけど,まず個々人がバラバラに送るのは仕分け,配送効率,それに個人としてはこれが重要で費用面で困るワケで,とりまとめをするトコロが必要だと直ぐに思った.
そんな中で宅配各社が東北・北海道向けの配送受付を停止の情報が入る.これには何のこっちゃと思ったけど,受け入れ側の体制が整わない内にデタラメに送られた物資は迷惑でしかなく,阪神淡路震災の時にかなり無駄になったということを知った.
そして当面協力するには節電(沖縄の場合は物理的に無関係だけど),献血,募金が最善てのが分かる.
さらに世界中から寄せられる応援メッセージに感動.自分に出来ることはあまりに少ないけど,せめてそーゆーメッセージに対して「いいね!」を返すことくらいしなきゃと.
しかしこの事態,阪神大震災の時も電話が不通でインターネットが活用されたというのは記憶に有るけど,今程高性能携帯電話や,twitter や Facebook が一般的になってなかったらどーなってたかと思う今日この頃なのだ.
追記: さらに日本ならではの過剰投資とも云えるブロードバンド環境が整っていたこと.
こんな状況だと一昔前のネットワークインフラなら,メイルのやり取りが限界だったんだけど,負荷的な問題も有るとは云え映像配信が活用されてるし,様々な方法でデータのやり取りが可能で,色々なコラボが実現してる.
一方自治体のサーバーは恐らくやや旧式で,日頃そんなに高負荷にさらされてないからダウンの憂き目にってとこだろう.それでもいち早く Facebook,Twitter 等代替を使い始めた自治体はGJ(見てないけど Mixi 方面はどーなん?).