知らなかった.日本ともあろう国がどーしてこー医療分野では対応が遅れてんだろー.ど〜考えてもドナーの負担が少ないし,患者のチャンスも増えるんだからとっとと導入すりゃ良いのに.
少子化対策を政策の目玉にする傾向が有るけど,交通事故も自殺も医療もトータルで人命を尊重する国で有って欲しいものだ.
日本骨髄バンクNEWS vol.36 より.
骨髄バンクでは、これまでの骨髄移植に加えて、新たに非血縁者間の抹消血幹細胞移植の導入を検討しています。導入は、今年10月頃からを予定しており、最初は対象とするドナーさんと採取を実施する医療機関を、ごく小規模に限って開始させていただき、その後徐々に拡大していく予定です。抹消血幹細胞移植の導入が進みますと、多くのドナーさんが骨髄と抹消血幹細胞という2つの提供方法から選択することが可能になります。
今回導入される抹消血幹細胞移植と骨髄移植の違いは、次の通りです。抹消血幹細胞移植では、ドナーさんは3〜4日の通院または入院でGーCSFという白血球を増やす薬を皮下注射し、4〜5日目に通常1泊2日の入院をし、アフェレーシス(成分献血と同様の方法)で血液中に流れ出した造血幹細胞を採取します。それに対し、骨髄移植は通常自己血採血した後、3泊4日で入院し、全身麻酔下で手術により採取します。