s0met1me◆JIRN.kBNd のやんばる名護パトロール隊(起承転々)2nd

沖縄本島北部はやんばる名護エリアでの由無し事をつらつらと.

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名護飲食店(食堂・そば屋)リスト w Google map (連動ブログ)

飲食店(食堂・そば屋)リスト(もっぱら名護市内)

『食系まとめエントリ』一覧






中味汁/中身汁(その11) 「安子食堂」(崎本部)(中味)500円

(沖縄)みそ汁生活」が20店てとこなんで一応半分には到達.数では「オムライス生活」と「ポークたまご生活」の中間て位置でやや微妙.
実際調査した結果ターゲット少ないし仕方がない.とりあえずラストスパート.


ただ最近の行動範囲,北は「呉我」(「呉我食堂」)から南は「許田」(「ぬちぐすい」)程度と若干手抜きの感否めない(だって寒かったから仕方無いぢゃん).で少し天気も良さげだったりすんで,このシリーズ終盤に一発チョッと遠目の久々の店行ってミヨーかなと.大丈夫かなぁ?
まぢで怖い.外したらどっかで適当にそば喰って帰るだけだけど,休みってのが分ればまだしも,もうやってない危険も十分考えられる店.去年4月の(奇跡の偶然がなければ入らなかった)初入店以来,看板はおろか表示皆無(笑)の店再び.アップダウン殆ど無いし,ノンビリ走って確か小一時間のはずなんで11h頃タイヤに空気足して出る.R449山ルートも何時以来だ?


特に変化見当たらず.屋部川手前「沖縄とんや」ちゅう店,弁当店だと思ってたんだけど(実際弁当も売ってる)肉屋だそーで.表の扉に「中味汁100円」「中味そば100円」て紙貼ってある.新鮮なモツが期待できそう.
川向こうの登り,歩道にダンプがこぼした砂利があちこち散らばってるんで端を走る(たまに飛んでくること有るから).


リゾネックス横から本部方面を眺む.
アソコらまで行くと海はキレイだけど,ホテル「リゾネックス名護」先の琉球セメントから塩川にかけての山側の環境の悪さったら言い難い.採石現場,砕石場やセメント工場が連なりアチコチから粉塵舞い上がり,砂利置き場や砂置き場からも風にあおられて砂塵舞い上がってる.砂を運ぶ大型ダンプは砂煙を撒き散らして疾走して行き,次々と通る大型車が路上に積もった粉塵を巻き上げて行く.
おかげで街路樹の低い部分は灰を被ったようになってる.だもんで山側の歩道は荒れ気味なのもあるけど,暫く雨がないと劣悪な状態なんで避けるべきなのだ.海側は風が強いと大変だけど,粉塵の影響を受け難いのでマシ.
チョイ先から名護方面を眺む(リゾネックス目立つよな).


記憶を辿る.とりあえず「塩川」の先ってのは確かで,小さ目のホテルだ何だ少し有って,また暫く目立ったものの無い辺りから横道に入るんだった.覚えてたより遠い.瀬底島見えてくるし,歩道工事中で砂利になる.
拡幅工事中の場所に差し掛かり,この辺りだったんぢゃと思ったら,何故か歩道に「崎本部小入り口」の看板倒れてる.道路渡って旧道へ.道は合ってるけど店が残ってるのかが不安.建物残ってる!けど相変わらずやってる気配無い.外にチャリ停めるとテレビの音してるんでドア引く.

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入ると客おらず.奥側のテーブルにあの無口なおじい居て,プラ容器に弁当詰め中.今日はおじい一人らしい.「良いですか?」と聞けば頷くんで「中味汁」注文.「ここで食べる?」と聞かれハイ.何ちゅうのかいかにもなウチナンチュ顔でなく,殆ど表情を変えないんで,何気にSF映画のアンドロイドっぽい雰囲気有んだよな(笑).
湯呑とってポット押すがお茶なんぞ用意してないらしい.壁の上の方に掛けた木の札のメニュー変わらず.窓ガラスに禁煙マークのシール貼ってある.


去年来た時には窓際の小さな水槽キレイだったんだけど,今は浄化装置停まってて中は見なかった.横のミドリガメは大きくなってる様子.テーブルは両方とも1脚は荷物が積まれてて使用不能.畳荒れまくりの座敷,あいうえお表や日本地図は前も貼ってあった気がするけど,他にも増えた感じ.
テーブルにはラジコンカーだのみかんのかごだのその他色々乗ってて,周囲にもモノが散乱しまくってる.つかとりあえず店内全体前回来た時よりさらにとっ散らかってる感じ.


新聞見当たらず仕方なく昼前のニュース見ながら待つ.弁当仕上がってなかったらしく,やおら袋に入れてテーブルに置く.程なく真っ白アタマのおじい入ってきて,挨拶もなく無言のまま袋持って出て行く(先払いにしても何か云わんかね).
お盆来る.真っ黒な陶器のドンブリに汁.大盛りの茶碗飯,小皿に鶏の唐揚げ1個と切ったいんげん(衣の少な目)のてんぷら.おじいキレイな蒼い模様の入った大き目のガラスのコップに水汲んでくれる(お茶が良いけどなぁ).


汁の味だし効いてて良い塩梅.パーツ一種?の大ぶりのきれいなモツがプリプリで実にウマイ(これは来た甲斐がある).モノが違うのか,下処理の所為なのか臭みがまったく無い.荒めに刻んだ細ネギ散らしてあって,他の具材はシンプルにしいたけとコンニャクの細切りのみ.しいたけは戻した物を切ってると思われ,香りが強く少し噛み応えがある.
唐揚げは冷たくなってて少し油っぽかったけど良い味しっかり付いてて肉も良かった.


結局他に客は来ず,おじい無言のまま.勘定して出る時ドアの横に「営業中」のプラの札が掛ってるのに気付く.外側のドアの横に釘が打ってあんだけど,前来た時にも外に掛ってなかった.
店前の広場の横は崎本部公民館なんだ.とこれだけ見て行かれる方まず居ないでしょうな.しかしオレ的には全品制覇とかしたくなるチャレンジ心をそそられる(まぢ時間はあまり残ってないかも).
瀬底島.橋の手前が本部港


帰路向かい風で消耗気味,ここ暫く通ってないんで山ルート止めて海側の旧道(大型車通行止めにすりゃ良いのに)に入る.歩道の改良(拡幅)整備中.時代はバリアフリーなのに,何故未だに段付きの舗装にすんだろ? 掘って砂利入れて押し固めて舗装してって相当手間暇かけてと,ただ工事したいだけの無駄.
直ぐに歩道が昔の状態の部分になり,狭くて危ないんで裏道に逃げる.屋部中前に出て,裏の石垣突堤の新設工事とっくに終わってるだろーなと見に行って驚く.まだ立ち入り禁止のまま.何しとんのじゃ?


R449に戻ろうとすると,老朽化した橋通行止めでなぁにぃ?と思ったら仮設橋かかってる.ソコ渡ろうとして驚愕.その上流部分で川幅の拡幅工事なんぞしちょる.ソコまでする必要あるんか?
国道に出て屋部中の裏側見ると,新しい突堤の手前に重機入って広範囲に引っ掻き回してる.ありゃ河口の小さい生物は絶滅だな.


帰ってから調べたら,崎本部と云っても本部港まで1.5キロ辺り.
やっぱ今のチャリのサドルは,これ位の距離を乗ると尻が痛くなって困る.