県企業局事業再評価委員会が奥間ダムの事業撤退を「答申」というニュースが先月有った.『「撤退」することを提起』という書き方もあって,その拘束力がどうなのか,煮え切らないと云っちゃなんだがイマイチ伝わり難い内容だった(所謂奥歯に物が挟まったって感じ).
その後県からの公式発表に関する続報が無かったんだけど,先日国交相が一時凍結を表明した事業の中に億首(着工)・奥間(用地買収前)・大保(完成)も入ってる.
関連ニュースのリストを付けて欲しいものですけど.>「沖縄タイムス」さん
2009年10月15日 (琉球新報)
泡瀬干潟一期工事中断・二期工事中止ってニュースが暫らく前に有った.「中止」の方は明らかになくなるってコトなんだけど「中断」てのは何なんだって確かそんな(これまたスッキリしない)ハナシだった.これで完全に止まることになるのか?
オニヒトデ退治とか珊瑚の保護活動は必要なことだろう.養殖や移植に成功した金城浩二さん(「てぃだかんかん」のモデルになった方)の業績も素晴らしいことだと思うけど,海岸や海辺そして山をズタズタにし続ける限り,その効果って半減なんぢゃねのと思う.
いくら放流したって鮎なんか戻りゃしないと思われ,ヤンバルクイナの保護柵作る一方で意味不明な林道造りまくるってまったく整合性の無いことやり続けてんだから,どーしよーも無ぇ.
追記:
「泡瀬干潟」の件,県市とも控訴断念の発表があった.当面一期工事は中断となるものの,県市とも事業継続(再申請ての?)に向けて努力するてなハナシだ.将来的にデメリットの方が大きいのがはっきりしてそうなんだけど,何なんすかね.支持者層へのアピールすか?
新聞記事を読んだら,今後の公共事業の是非を判断する際の前例となる判決だという評価と共に,事業継続のための退路を完全に断ったものではないという指摘があった.