今更タイ米なんか喰わないよと(オレは嫌いぢゃないから安ければ買いたいけど),よそ事だと思ってはいけなひのだ.泡盛はタイ米で作られてる.原料以外の経費増もあるところから,このままでは泡盛も値上げの危険が出てきているのだ.
困ったことだ.しかしこれまた投機筋の影響が大きいのではないのかという疑いも.
コメ価格急騰アジアで加速、タイ3ヶ月連続で2倍に(2008年4月7日)
コメの国際価格が急騰しています。
世界最大のコメ輸出国タイでは米価がこの3ヶ月で2倍に高騰し、
1970年台の世界的な穀物不足以来の歴史的な高値を記録しています。
ベトナム、インドなど主要輸出国が国内消費優先のため輸出を制限した
ことなどが引き金となっています。
フィリピンや香港などコメを輸入する消費地で同様が広がっています。
主食の高騰はインフレを加速し、社会不安を招く恐れも出ています。
タイ貿易取引委員会の2日の発表によれば、同国の長粒種米1級の
平均輸出価格は1トン当たり827ドル(約8万4000円)となり、
800ドルを突破。
タイの米価は国際取引価格の参考指標で、各国の米価も高騰。
日本の米価は1トン当たり約30万円と高くなっていますが、
コメの余剰でタイ米との価格差は縮小しています。
コメ急騰の直接の原因はベトナムやインドなどの輸出規制。
主要な輸出国では経済成長や人口増で国内の需要が増加。
自国内への供給を確保するため、ベトナムは3月25日にも首相が
年間の輸出量を350−400万トンに抑える通達を出し、
ベトナム食品協会が2日に6月末まで新規の輸出契約締結を禁止する
申し合わせもしています。
インドも1日、高級種を除くコメ輸出を全面禁止したほか、高級種の
最低輸出価格も1トンあたり1200ドルに引き上げ。
中東有数のコメ生産国であるエジプトも3月末、10月までの輸出
停止を決定。
各国とも国内の米価が上昇したため、国内流通量を増やす目的で輸出
制限を実施。その結果、タイに買いが集中し、同国の1−3月の
輸出量は前年同月比で約7割も増えています。
http://futures.sakura.ne.jp/news/newpage296.html
「同様が」-> 「動揺が」だね.
追記
小麦の価格は昨年77%上昇し、米の価格は今年に入って2.4倍にもなった(図)。この原因は中国やインドの食料需要の増加だといわれるが、米の異常な暴騰は輸出国が数量割り当てを実施したためだ。トウモロコシが1.5倍になったのは、欧米諸国がバイオエタノールの増産を決めたことが原因だ。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/dbd987bd69f54f27c2ecc36cf237b3b5
エコエコと云ってバイオエタノールが注目されてるけど,ありあまるサトウキビならイザ知らず,食糧や飼料の供給を圧迫してる現状は何とも本末転倒としか.