夜中に目が覚めて,久々にかなり蒸し暑く,良くないとは思いつつ,麦燃料をやってしまった.
寝なおして気が付けば あ” もう昼近く.このとこ連日予報は思い切り晴れで,レーダー画像にも殆ど雲が無いのに,雨がパラつく.
これもまた(医師の話もそうだけど),どうにもバランスを欠いた話だなぁ.
90年ごろまでの司法試験合格者は年500人程度だったが、法曹人口を増やす方針に基づき合格者数は年々増加。昨年は約1500人が就職活動を行った。今年はさらに1000人増える形になった。裁判官、検察官に任官するのは全体の1割弱で採用数に大きな変化はなく、結果的に弁護士を目指す修習生が激増しているため、日弁連は状況の把握を進めていた。
今月に入って、旧試験合格者の弁護士登録の申請者数などがまとまった。新試験合格者についても各弁護士会を通じて修習生の就職状況を調査。その結果、100〜150人が求職中であることが判明したという。
法曹界ではかねて「2007年問題」として就職難を危ぶむ声が高まっていた。合格者は10年には3000人に増える見通しで、来年以降はさらに深刻になる恐れがある。
元々は裁判の迅速化が主な目的だったんぢゃ? 弁護士だけ極端に増やしたって,需要が伴わなきゃ無理なのはハナから承知だったのではないのか.『日弁連は全国の弁護士事務所のほか、企業や自治体などにも雇用を呼びかけ続けている』って言うけど自治体に向けるのもおかしな話.
しかし何より国の政策に怒りの声を上げへんのが理解できひんわ.素直に考えたら,弁護士増やすんなら,同程度の割合で裁判官や検察官を増やさな,バランス悪いやろが.
国はニート対策(或いはU35の就職支援)として,暫らく前からもっぱら資格取得を支援するようなことを中心にやってる.しかし資格さへ有れば求人が有るかって言うと,地方(多くの中小企業)ぢゃ殆どの企業が正社員の雇用を抑えていて,そういう人達があぶれてる状況なんだから,いつまでもそれだけぢゃ駄目だろう.
新しい産業を興していかない限り,今のままでは雇用は生まれない.或いは,形式的(垂れ流し的)で効果のアテにならん雇用対策に金を使うくらいなら,それこそ各省庁,自治体などで柔軟に臨時採用などを行なう方が良いんぢゃないの?とか思うけど.
そ言や「年金掛け金の流用禁止法案」には大賛成なんだけど,「雇用保険」も同じようにしなきゃ駄目だぞ.