たいてお年寄りはおだやかなイメージがあるが,実はそうでもないらしい.昔は町に必ず有名な頑固親父か頑固爺ってのが居たもので,そっちの方が稀なのかと思っていたら,どうもそうではないらしい.
感情を抑制する前頭葉の機能は,成人すれば安定するが,ご多分に漏れず老化とともに弱ってくるらしい.その結果極端な場合には,突如切れるような状態になってしまうと言う.
叱れない大人にはなりたかないが,この先切れやすい老人が切れやすい子供を叱ったら,とんでもない事件が続発しそうな気がしないでもない.このところ歳に関係なく,後先考えない感情的な事件が多いので,その辺りもちょっと気になる.