近年国際的な漁獲制限や禁輸に関する話題が目に付く.オレはマグロ馬鹿(どー見ても消費量が異常な日本人)ぢゃねんで,喰えなくても一向に構わんけど.
でこの流れで本マグロの供給量が減ると,その分の穴埋めにミナミマグロが注目されてるってニュースを見た.何度かテレビでオーストラリアの蓄養場のマグロカーボーイてのは見たことがあったけど,あれは海のブロイラーそのものなんだな.自然界で2,3年かかって成長するところを,大量の餌を与えて半年で出荷できるサイズにまで育てるんだそーで.
肉牛が代表的だけど,大型の生物程肥育するには大量の飼料が必要で,食料供給のバランスを考えると歪みが有る.牛一頭育てるのにどれだけの穀物が必要か,その穀物が有れば飢えた人をどれだけ救えるかって(飼料用穀物は食用向きぢゃないんでそれより食用種を育てるべきなんぢゃて)ハナシ.
でもってマグロの場合は小魚を大量に与えるワケなんだけど,餌用の魚を乱獲すれば人も他の魚類が食べる分も減るだろうし,周辺の環境への影響も無視出来ないんぢゃねの? とかなり前に下書きしたままだった.