日曜に台北に居てそこでまた乗り換えて上海にでも行くのかとおもってたら,また急に気が変わって真っ直ぐ本島方面に戻って来やがった.普段なら週末にかけて通過してるとこなのに,未だにモタモタしてやがる.半端な勢力を保ちながら,まだ時速15キロと相変わらずのろい(先日までは歩く速度だった).
何故こんな状態かと言うと,太平洋高気圧の勢いが衰えていて,南方の海水温があまり高くない.そのため台風は通常どおりに発達できずにいると,そんなトコぢゃねの?
本島地方は強風域にギリかかってる程度なので,未明からはやや強まってるものの,夜半過ぎまでは幸いそれほどの風雨でもなかった(たまぁに窓を閉めなきゃならない程度).毎度付き物の「停電」も今回はないし(本島接近は結構久々で忘れてた),適度に雨も降って農作物や動植物には恵みの雨というトコロぢゃないかな.
ましかし出歩くには向かず,ただウチで喰ってるだけぢゃ肥っちまうし,パパイヤは外に戻せないワケなんで,とっとと去れョと命令する.
このままだと九州上陸で西日本をなぞるコースになりそうだ.本州付近には前線が有って,接近するにつれて速度が遅い分大雨の危険が予想されます.
追記
13号のスピードが遅い一番の理由は,今回は偏西風が北に位置しているからだそうで.
そして先島から台湾(温泉郷でホテルが幾つか倒壊してる!)では記録的な大雨でモノ凄い被害が出てたんだな.これは作物の被害も相当出てるはず.