新潟県中越沖地震に見舞われた柏崎刈羽原発について、東京電力は30日、本震の揺れをきちんと記録できた33台の地震計のデータ解析結果を公表し、3号機で2058ガル(ガルは加速度の単位で、1ガルは1秒間に秒速1センチの加速)の揺れが観測されていたことを明らかにした。原発で確認された地震の揺れとしては国内最大で、世界でも最大ではないかという。1号機で建設時に想定した6.8倍の揺れが確認されるなど、地震想定の甘さがはっきりした。
一部の地震計がショボクて,データを上書きしてたってのもお粗末極まりないんだけど,(3号機で最大)『想定834ガルの2.5倍』,『1号機タービン建屋1階では想定(274ガル)の6.8倍』だって.
記事の結びは『経済産業省原子力安全・保安院の森山善範・原子力発電安全審査課長は「今後、耐震補強工事が必要か、検討したい」と述べた。』となってる.「必要に決まってるやろがー!」と誰しも言いたいところだろうけど,もはやそれ以前の問題ってことなのでは?