えーっそんな昔からー!と一瞬目を疑ったけど,考えたら2.4Kアナログ回線なんてのがその昔にはあったんだよなぁ.なわけで最初のは電話回線だったと.
日本で初めて敷設された専用線は、東京−横浜の拠点間を直接結ぶ市外電話ホットラインとして当時の逓信大臣より認可されたことでスタートした。
リッチな会社じゃないので,64Kや128Kの専用線を安いプロバイダ捜して四苦八苦して接続していたのは今や昔のこと.安さゆえ契約した AAA (アーキテックアンドアーツ)ていう零細プロバイダがあって,予想外に技術者の対応や努力には好感が持てたけど,当初は東京横浜間の telnet が time out する程回線が細くて泣かされ,ようやく使えるようになった,そう今頃の時期だったけど,突如連絡がつかなくなり,ML のリーク情報で「夜逃げ」が判明という一大珍事に.
あの時には突然回線が切られなかったのだけは幸いで,後のひと月近くの間繋がっていたのだけど,慌ててコネを頼んで緊急手配して IIJ に繋ぎ変えたってことがあった.あれは本当にあわてたなぁ.
後で思ったのは全く変なプロバイダで,最初横浜 NOC の接続だったのがそこを閉鎖すると言われ,東京接続になると専用線の料金が高くなるから嫌だと言ったら,差額を負担してくれることになった.何と言っても最初の時点でルータはユーザ負担で利用料金を安くするという姿勢がなかなか良いと思ったのだけど(こちらで制御できるし),結果として安かろう悪かろうということになってしまったのだった.そう言えば NOC 側のルータは持ち逃げ?というか回収不能だったし.
あの件以降はやたら低料金を売りにするプロバイダは徹底的に警戒した.