実にこの作品のセリフもしくは言い回し(とお笑い的要素)が独特で気に入ってしまった*1．お人好しの主人公が面倒に巻き込まれるというシチュエーションは「夏目友人帳」と同じパターン(声優被ってるしｗ)だけど，こっちの方が登場人物が良い人ばかりだ．
普通に素直で良いコと一緒になった方が当然と言うか無難だと誰しも考えると思うのだけれど，それなら他に幾らでもシアワセにしてあげられる相手が現れる気がして，自分が必要とされない気がする．或いは思い上がりに違いないのだが，こんな良いコをモノにしてはいかんのではないかとか，そんな資格が自分には無いのではとかという罪悪感．
なので自分の場合昔から普通のコよりいささか屈折したコに惹かれる傾向(それは大きなお世話だと思いつつも一種義務感みたいな感じで)．
これは生物学的には正しくない選択で，人間以外なら恐らくこんなネガティブなことはしないだろーと自分でも薄々気付いてはいるのだが仕方がない．そーして今日に至っている．
だからこの主人公の普通なら，おっとりした優等生の委員長の中の委員長でなく，戦場ヶ原ひたぎを選択したという点にはいたく共感を覚える(しかしひたぎは暴力的過ぎる点ではツンデレと言うよりヤンデレ気味な気はするが，ツンデレに惹かれる自分を否定出来ない)．
ひょっとして単に巨乳が苦手なだけかも知れないがｗ．それはともかくそもそもオレ的には自分の遺伝子を残したいという強い欲求が無いらしく(これまた生物学的には駄目な個体なワケなのだが)，昔からそれを決めるのは選ぶのは女性の側だと思っている．
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*1: 「囓みました」の件とかｗ．
