誰に教わったのでもなく,昔から端っこに包丁の刃先をひっかけては剥いていたんだけど,実は爪でやったほうが断然早いことに気付いた.ただし爪が汚れるのを覚悟の上ならだけど.
中学の途中まで住んでいたアパートの庭には,街中なのに何故か蕗が生えていて(前の住人が移植したのか),春先の頃は頻繁に喰わされた.雪の中にあるふきのとうも良く目にしたけど,親が調理方法を知らなかったのか,そいつは食わされなかった.しかしその年頃ってのは蕗なんてたいして旨いとは思わない(若干苦味もあり)のに,本当に良く喰わされたよなタダ食材だから.
それが長じては結構喰いたくなるもので,店に並んでないから,公園に少しだけ自生してるやつを摘みに行こうかと思ってた矢先だった.そこいらの空き地に適当に生えていそうなものなのに,21世紀の森公園くらいしかみかけないのだ.