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その内にで歳月は流れ既に10年近いんで,4月下旬に飛び込みで寄ったら,かなり待ち時間が有ったんでスルー.「美ら花」出て時間見ると13hちょい過ぎ,計画して出たワケではないけどこれは次の見学開始に丁度良いタイミングだと思い出す.チャリ飛ばす.向かい風シンドい.
急ぎ過ぎてまだ10分以上前に着く.申込書に記入.交通手段に自転車と書くと酒の試飲駄目と言われ愕然 T_T.呑めなきゃ意味ねぇす(日頃呑めないお高い泡盛期待してただけに落胆が大きい).壁に太一君とスリムクラブのサイン色紙貼ってある.団体は居らず三々五々集まって10人程.
建物内撮影禁止.外観古城みたいな雰囲気だけど戦後(1961年とか)の創業なんでそんなに古い物ではない.製造建屋に入ると良い香り.ステンレスのもろみタンク周辺に付着物は見られない.タンク上部2Fの壁に黒麹が着いてるけど全面てわけではなく,むしろ天井の高い3Fのポットスチル奥の壁の方が目立つ.蒸留作業は週1程度しかやってないつう話.黒麹を使うとクエン酸が生成され,これが雑菌から守るんで暑い沖縄でも大丈夫なのに対し,日本酒の黄麹ではクエン酸出来ないんで寒い時期にしか仕込めないと.
樽の貯蔵庫二の蔵ビッシリ積まれたオーク樽は圧巻.昔は貴重だったので身分の高い者しか呑めず,泡盛造りに失敗すると島流しにされたという.ペリーが沖縄に寄った際に呑んでる記録も有るとか.王朝時代には100年とか150年古酒が呑まれてたのだがそのレベルの物は戦争で失われた.細かい法律が有って色が付いてると「泡盛」の名称は使えないんだそーで.泡盛の他にラムや梅酒とか16種類ばかり試飲できるらしいけど,ちっこいジュース缶ともろみ酢だけで居ても仕方無いんで早抜け.