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事故率の分類方法に偽装の疑いが有る件については,先に取り上げた記事参照.
【ワシントン共同】米国防総省は8日、米軍普天間飛行場に配備予定の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが、2001年10月から先月までに起こした軽度な事故のデータを公表、海兵隊が運用する9機種の航空機の平均よりもMV22の事故発生率が高いことが分かった。
米軍は、航空機事故を(1)死者や200万ドル(約1億5700万円)以上の損害が出た「クラスA」(2)負傷者に重い後遺症があるか損害額50万〜200万ドル未満の「クラスB」(3)軽傷者が出るか損害額5万〜50万ドル未満の「クラスC」に分類。
事故件数は「クラスB」が9件で、10万飛行時間あたりにすると9機種平均が2・07件に対しMV22は2・85件。「クラスC」は27件の事故があり、同4・58件に対しMV22は10・46件と大幅に高かった。
「クラスA」は4件で、既に公表されていた事故率は同2・45件に対しMV22は1・93件と平均を下回っていた。