ハンダマ/水前寺菜
別名金時草(きんじそう,きんときそう).
キク科サンシチソウ(ギヌラ)属の多年草で,種子ができないため挿し芽で増やす.茹でるとぬめり(粘り)が出る.
葉の裏の色がちょっと毒々しい.成長度合いなのか種類か土の違いか,全体がほぼ紫色してるのも.
確か炒め物や汁物に良く使われてる.根元の方の繊維が強く,独特の香(セリと春菊合わせたよな泥臭さ?)が有るんで,一般的には生で行くのはチト難しそう(ニガナ同様青汁の材料になりそな感じ).これも天ぷら(大和の)とか結構良いかも.
- ハンダマと中華クラゲ和え物 (そのまま)
ヒユナ
別名ひゆな/ひゆ菜/ヤサイヒユ (バイアム/ジャワホウレンソウ/アマランサス/ツエヌツアイ,シエンツァイ,インチョイ).アマランサス(Amaranthus)/アマランスはヒユ科ヒユ(アマランサス)属の総称で多種多様,緑種の物を一般にアマランサスと呼んでるのか?
その一種で黄緑色のひゆなと,葉裏の一部または全体と茎根元付近が赤紫の紅ひゆな(紅莧菜)がある.近年は華中,華南,台湾での栽培が多いとか.お浸し,胡麻和え,汁物,炒め物.赤いのはかなり色が出るらしい.
初対面だと思ふ.ウサギのエサかよって感じw.クセが無くて生で齧ると遥か彼方で薄っすら苦い程度(まぁ殆ど癖の無い普通の葉っぱ).
サラダ向きかな.浅漬けの汁にしゃぶしゃぶしたのを食べたら,ほんのり梨みたいな味がして素敵.暫く漬け込んだのはあまり美味しくない.水浸し保存より,そのまま容器に詰めて低温冷蔵の方が日持ちする(かなりタフ).
- ぶなしめじ,ヒユナ,ツナ缶のサラダ
(粗挽き胡椒,塩,塩昆布)
- ゴーヤーとヒユナのサラダ
(白だし,粗挽き胡椒,パルメザンチーズ)
- ヒユナとホタテのサラダ
(オリーブオイル,醤油少々,おろしニンニク)
丸オクラ
「オクラ」って英語だったのかぁ!
オクラ(秋葵、Okra、学名:Abelmoschus esculentus)は、アオイ科トロロアオイ属の植物、または食用とするその果実。和名をアメリカネリと言い、ほかに陸蓮根(おかれんこん)の異名もある。
英名okraの語源はガーナで話されるトウィ語 (Twi) のnkramaから。
沖縄県や鹿児島県、伊豆諸島など、この野菜が全国的に普及する昭和50年代以前から食べられていた地域では「ネリ」という日本語で呼ばれることもあるが、それ以外の地域では「オクラ」という英語名称以外では通じないことが多い。
丸いのは知らなかった気がする.旧来のオクラ(対して云えば角オクラ?)に比べ,(時期的に変わらずまた大きくても)柔らかいので近頃人気らしい.ただし大きくなり過ぎたのはやはり少々筋っぽくなる.
角オクラとそんなに質は違わないんで使い方は同じだろう.
- クレソン,丸オクラ和え物
(白だし,豆板醤,煎り胡麻)
- 島豆腐にモロヘイヤと丸オクラ
(白だし,ワサビ,おろしニンニク)