s0met1me◆JIRN.kBNd のやんばる名護パトロール隊(起承転々)2nd

沖縄本島北部はやんばる名護エリアでの由無し事をつらつらと.

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救えサンゴ 県が本腰 新年度から9万本移植へ(見出しに元記事のリンク) 

消えるかもなんで全文引用.

オレが常々書いてるよーに,一番の問題はこの記事の最後の部分だと思うんだが.

 本島周辺に残るサンゴ礁のほとんどが被度10%以下に落ち込む中で、これまで民間企業や漁協、市民団体などが取り組んできたサンゴの移植活動に、県が新年度から本格的に参入する。サンゴ礁保全再生事業の一環で、2016年度までの6年間に2海域で計3ヘクタール・約9万本を植え付ける計画だ。初年度に2億3千万円を投入する大がかりな移植事業に対し、市民団体や専門家らは「画期的だ」と歓迎する一方、海岸の開発を見直すなどサンゴが育ちやすい環境を求める声も上がった。(金城珠代)

 同事業はサンゴの移植のほか、遺伝子解析や卵の供給に関する調査研究、オニヒトデ駆除など民間の保全活動への財政的支援が盛り込まれている。

 移植は、本島周辺に卵を供給しているといわれる慶良間海域と恩納海域が対象。民間の活動で一般的な、枝状サンゴの断片を苗にする無性生殖に加え、卵や水中を泳ぐサンゴの幼生を採取し、3年ほどかけて苗を育てる有性生殖にも取り組み、植え付け後の管理・観察を続け再生技術の開発を目指す。

 こうした移植事業の効果については、専門家の間でも意見が分かれる。県自然保護課は「本来は自然の力で回復できれば良いが、人の手を加えて少しでも手助けできれば」と期待を込める。同課は本年度中にも委員会を立ち上げ、場所の選定や種苗施設の建設について検討を始めたい考えだ。

 7年かけて約4万本の苗を販売、移植してきた「海の種」の金城浩二社長は「やっと行政がサンゴを心配するようになった」と喜ぶ一方で、「浅瀬では、赤土流出よりも人の踏みつけや釣り具による被害が怖い。事業をきっかけに県民みんなの問題と考えて、利用のルールを作ってほしい」と活動の広がりに期待した。

 サンゴや藻場の調査を続けている日本自然保護協会の安部真理子さんは「3ヘクタールを再生させたとしても、県は大規模な海岸の埋め立てや開発事業を各地で進めている。なぜサンゴが減ったのか原因を考えるべきだ」と問題提起した。