カップ焼そばを評価する場合のポイントは,80%以上がソース関連にならざるを得ない感じだ(これは作る側の力の入れ様もそのままな気がする).確かに昔に比べて麺は太くボリューム増えつつベシャっとした感じは減ったものの,やはり汁気が無いのもあって麺の食感や喉越しについちゃどーしても二の次な感じ.
でも本来の「焼そば」に求めるものを冷静に考えると,多少固めでも第一に(素朴なソースでも醤油でも)香ばしい麺と具沢山な光景のはず.そこをソースの味で寄り切ろうてのが「カップ焼そば」の世界だ.
でこの定番商品の一つ.「ふりかけ」,液体ソース,「からしマヨネーズ」の袋を取り出して,セロリの葉と太もやしどっさり詰めて湯を注いで作る.「ふりかけ」エスニックな香辛料の香りして食欲そそる.
単純にソースの味が濃いだけぢゃなく,香りを含めてスパイス利かせてるのが最近の流行りなのかな.昔からのイメージと共にとにかく数売ってナンボの世界なんで,食感と甘さ,安定供給の点で具材としてはキャベツの存在がゼッタイってトコなんやろけど,近頃のはソースにかなりパンチが有るんで,オレ的にはセロリの葉の相性なんか相当良いと思うんやけど,万人受けって部分では無理なんやろな.
この品のウリは「からしマヨネーズ」で味としても個性的だし,味とは関係ない次元でマヨビームてのが楽しいのは確か.でも結局具材としては青海苔はともかくキャベツしか感じ取れないワケで.
何か騙されてる気がせんでもないけど,性悪女にひっかかったとでも云うのかw.
- メディア: その他
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (2件) を見る