オレ的には正直この店内容的に諸々好みぢゃなくてスルーする気でいたんだけど,一応老舗なんでチェックすることに(まさか!ってのを期待).
まず祝日に営業してんのか.開いてた(休んでりゃ良いのに).そしててびち汁.煙草避けたいんで11hちょいくらいの早めの時間に入ると,先客おじい一人.「てびち汁できますか?」と聞くとおばちゃん「できますよ」(できなくても良いのに).
お盆にドンブリと二段重ねの丸皿.上の小さい方には付け合せ?が乗ってて,下のやや大きいのは骨出し用らしい(丸皿でなくても良いのに).付け合せ?の皿には前回の「みそ汁」 同様昆布(細切り)の佃煮?と大根の浅漬けがたった1枚(2センチ角くらいの).
テーブルの紅しょうがその皿に取っておく.おろし生姜が少し乗せてあってドンブリに投入.アツアツの汁呑んでみるとそばつゆみたいな感じ.
ドンブリまたぞろ外葉の色濃いレタス(2,3枚分くらい?)が乗ってる.ものゴッツイ過去最大級のてびち3個.合わせると30センチくらいになりそうで,殆どオレの肘から先くらいのボリュームなんぢゃねの?(見た途端に戦意喪失).有り得ねぇー.
他には輪切りを四つ割にした大根3個(半端な),結びコブ2本.てびち表面が濃いベージュつか黄粉みたいな色(醤油の色ではない).味はそんなに濃くは無く汁と殆ど変わらない.かなり柔らかくて箸でほぐせるし,噛めば骨はポロポロ外れる.
しかしいかんせん97%くらいがゼラチン質で身は殆どなし.こんな量のゼラチン質をおかずにして食べるのってどーなん? 脂っこさやしつこさってのは無いんだけど,どーもアカン.
まず滅多に喰い残しはしないオレだけど,流石に今日は少し残して出る.このメニューのバランス感覚はゼッタイにおかしいやろ? どー考えてもアレせいぜい2本で充分(1本にして他の物付けてくれ).
てびち喰った後って何だかグッタリする.つか鬱が入るわ.
もう当分ムリかも(特に「煮付け」と「汁」のパターンは).