考えたら「カツ丼生活」を去年の9/10までやって,以降次々他のシリーズやってたもんで(「中休み」=気分転換に挟んだのはそばが多かった),その後あまりカツ丼喰ってなかったなと.調べたらあれ以降は10月にとんかつの店「ゆきの」 で食べたっきり.もーそんなに経つのかぁ?(その前アホ程喰った所為か全然そんな感じしてなかった)
ちゅうワケでカツ丼喰うコトに.しかし今まで食べた店では芸がねぇってもんで,せっかくなんでこの店のを調査に向かう.
今迄混雑を避けてさくら祭の後にしか出掛けたこと無かったんで,こんなに店出るとは知らず.一大イベントなんだな(何を今更なオレ).
あちこち歯抜けになってる空き地に屋台が出来てる.屋台つか一軒分の敷地を丸まる使って中にテーブルや椅子も入れてるヤツは大型パーラー状態だ.
歩道のあちこちにも小さな店の準備してて,各商店の幾つかも店種に関係なく店前でジュースだ食物だの小商するみたいだ.
いったい何処から仕入れたのか古い八百屋の店先にピンクの綿飴の袋が沢山ぶら下がってる.100円てのは安いけどどーなん?
車輌通行止めになった道をチャリで行く.東江中学の方へ向かう川沿いの参道(とは云わねぇか)の歩道には屋台がビッシリ.
先客おっさん一人.喰い終わってるのに煙草吸いながらテレビ見てる.金払って金が無いのをしきりにボヤク.早く出てきゃ良いのにテレビ見続ける.「かつ丼」注文して新聞読みつつ待つ.他にオーダー無いハズだけど,大仰な炒め物の音聞こえてきて,カツもちゃんと揚げてる音がしてワリと時間かかる.
考えてみたらまだファミレスなんぞ無い時代の関東の中華そば屋(街食堂)って,中華そば,うどん,そばはもちろん炒飯,カツ丼,カレーくらいは普通に置いてある店が多かったから,驚くことも無いのかも知れない.けど中華って看板で今でもこーゆー品揃えってのはちょっと独特だよな(各種ドリンクとサンドイッチまであるから喫茶店要素まで入ってる).
先日の「天津丼」と同じ中華の丸皿に盛ってあるのを見てバリバリの違和感(店名が中華なんで筋通ってるっちゃ通ってるけど).割箸の他にスプーン付き.小さい椀にやはり前回と同じ溶き卵スープ(今日は少しトロミが緩い).
アツアツのカツあまり多くない卵でとじてある(卵カチカチ).ここらぢゃ少ない方で割と肉厚.ここのも残念ながら火が通り過ぎてて若干硬くなってて,脂身は殆ど無いけど少し筋有る.硬めの飯は半分以上汁かかってシャバシャバな状態(あまり温かくない).こりゃスプーン要るわ.
食べてみるとツユの味もイマイチ何味だか分らず,「ひがし食堂」の「カツ丼」思い出す(あそこまで油っこくはないけど).
下にある野菜は玉葱,千切りニンジン,キャベツ,ほうれん草をたっぷりの油で炒めてある.ニンニクのスライス入ってて,他はそんなに濃い味はせず中華だしでも使ってる感じ? かなり油っこくて味はっきりしない.うーみゅコレも一応沖縄風と云えるのかな.とりあえず量はソコソコで腹は一杯になる.
路上駐車が殆どなくて,「さくら祭」はあの商店街が一年で一番すっきりする日かも.
花が咲くでも喰える実が成るでもない街路樹植えるのって意味あんのかな? 屋部川沿いもどーせなら桜植えれば良いものを.
陽射しの強い沖縄ならではこそ,歩道には広い影を作る樹が欲しいけど,そーゆー街路樹殆ど見られないないが残念.