仮想現実モノの代表と云えばまずマトリックス Matrix, The (1999).おひおひ同年作ぢゃん(何でまた真っ向勝負?).10年前かぁ.
のっけから仮想世界の中(仮想世界のみ)とか,アクションシーンで見せるワケではないんで方向性はかなり違って,実世界と仮想世界が交錯するってな滑り出し.
でも冤罪設定にするならやっぱいきなり逃げ出して話が進行する方が良い気がする.でなきゃ殺人を持ち出さずに失踪にでもして,警察や警察関係のキャラがなるべく絡まなようなストーリーの方が良いんぢゃねーかな.
つまりハナシを謎解き部分に集中したいってことなんだけど.そー云えば One Point O (2004) とかあったけどあの感じつのか.
初めて飛んだシーン(洋物だと昔の衣装でも普通に着けられるしズラも要らないから良いよなぁとか思う B-),シミュレーション世界が「実時間」と同じなんだし,容疑かかってんだから感心してる場合ぢゃねーだろと突っ込む.
この設定は「実用的」ぢゃないよ.1時間が仮想世界では1日ってな設定でも良かったんぢゃね? リアル2時間が限度で,行ったり来たりってのではじゃまくさい.それと飛び先の状況が分らない(そんな部分で笑いを取るアニメか特撮ドラマ有ったよーな)ってのは駄目だし,飛んだ本人きっかけで戻れんのではそもそも実用化無理っしょ.
終盤早々こりゃダブルドンデンぢゃねの?とオレが閃いた途端,早くもネタバラシが! ちょっとコレには驚きで,あまりに早過ぎな気が(何ならラストだよなこのシーン).猿の惑星で自由の女神を見つけたシーンに匹敵するやろ.
ラストにあの短時間で刑事に事情を説明して納得させるのはいささか無理な気が.
とか何とか色々突込みドコロあるけど,Gretchen Mol が綺麗だから細かいコトは良いか? いや,ラストはちょと強引な感じしたけど,なかなか面白かった.
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