台風は速度を速めながら遠ざかって行った.予報では昼前から晴れだけど,朝から突如としてザァーッと降ったり止んだりで様子見.正午近くなってから絶叫シャワー.
さてこの店前回は7月末の「からあげカレー」.「ポーク玉子」が有ったよな気がして行ってみることに.12時半も回ったとこで先客2人(1人は生一杯?やって帰るとこ).無くて「焼そば」注文.頼むとすかさず「持ち帰り?」と聞かれる.そ云えば昨日の「がじまる」も店のメニューには無いけど弁当の焼きそばは置いてあった.持ち帰りが基本てか?
もう一つのシリーズ「やきそば」.これまで店のメニューを見てきて,何気に「焼きそば」が有るなぁと半ば違和感を抱きつつ,ウチナンチュは意外と「焼そば」好きなんだと感じてただけで,別に普通のヤキソバなんかワザワザ調べるまでもないやと思ってたワケだ.
ところがココに来て風向きが変わった.まず麺は沖縄そばが基本なのと,最近になって知ったんだけどケチャップ味が一般的だってハナシ.そーなんと大和の「やきそば」とは少々趣の異なる品になってくるぢゃあーりませんか.これは要調査ってコトに.
お茶飲みながら待つ.フラットで縁だけ盛り上がった,横長な変形多角形の洒落た陶器の皿に盛り付けて(紅しょうが乗せ),七味の瓶と一緒に出される.
麺は沖縄そばの平均的な平麺(初体験だ).さっそくケチャップ味と対面かと思いきや,辛口のソース味(黒胡椒をかなりふり掛けてるのか,ソース自体がそうなのか,かなりスパイシーな味).焼きそばの典型的イメージの香ばしいってのより,若干カップ焼きそばのソースを絡めてあるてのに近い感じ.
具はバラしたショルダーベーコンみたいな肉,細目のしりしりニンジン,玉葱とちょっと意外なレタスが多目だ(野菜全体の量もワリとある).まだ結構風が吹いてて冷めるのが早い.
ソースダラダラだったりベチャっとなったりはしてないけど,麺が濃いソースに覆われてる所為で引き抜き難くなってる(そもそも普通の温かいそばでも,沖縄そばの麺はウドンみたいにはスルッと解けなくて食べ難いんだけど).
ボリューム的には適量(汁気/汁物が無いのがちと寂しいか).かなり刺激のある味だったんでビール欲しい感じ.オレ的には冷めた焼きそばはあまりナイって感じなんだけど,もっぱらテイクアウト向けの濃い味なのかも.
もうコーヒーは出してくれなくなっちゃったのかな?