昔から日本茶にはあまり興味がなく(高いお茶がそれなりに美味しいくらいは分かるけど),これといった拘りも無い.日頃ウチで飲むことも滅多になくて,食事の時は和食だろうが何だろうがもっぱらコーヒーが多かった.キャンプの時なんかも朝はまずコーヒー入れるのが習慣だし,泊りがけで出かける時には殆どコーヒー持参.
一方沖縄に来てからというもの特に暑い時期にさんぴん茶を飲むようになってすっかり馴染んでしまい,このところの外食生活でも店にさんぴん茶がないと少しムッとする(エアコン効き過ぎなんで熱いのを飲む).ロケの時も麦茶だったりすんといささか寂しい.
沖縄でお茶と云えばまず「さんぴん茶」(ジャスミン茶を指す中国語の香片茶 シャンピェンツァーが語源).ところで缶入りさんぴん茶の歴史は意外と浅く,93年に沖縄ポッカが発売したのが最初.で今でも沖縄ポッカのはレベルが違うらしい.
今年はまだやってないけど夏になると水出しさんぴん茶使ってた.でもケチり過ぎた所為かどうも美味しくなくて,去年からボトルを買うようになっちまってたな.
さんぴん茶とは関係無いハナシやけど,近くに日本茶の産地が有るのは全く知らなかった.
国頭で一番(つまり日本一)早い新茶は3月中旬頃摘まれる.しかし国頭産は全国生産量のわずか0.07%(H16)なんで一般にはあまり知られていないとか.酸性土壌と気候が茶作りに適していたとのことだけど,栽培の歴史としてはまだ80年程だそうで.
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