以前「沖縄そば由来記」ってエントリを書いたことがあった.もちろんそんな大袈裟な内容ぢゃなく,ちょいと調べた「木灰そば」(麺)の製法を中心に少々まとめただけ.なんでそれを補足するハナシ.
沖縄そばの詳しい起源は不明とされてる.近代のそばは何とかって店の「支那そば」てのが原型だと言われてるらしい.しかし昔のそばの具材は豚肉の塊と葱だけで,意外にもスープは関東のうどんみたく醤油味の真っ黒なものだったとか.
それが後に何とかって店が「塩味そば」とかってのを出したところ大ヒットとなり,それ以来全県的に今みたいな薄色のスープに変わっていったのだそうだ.
また色々な具材(乗せ物)を使うようになったのは,海洋博以降からだというから歴史は浅い.とは云え(またぞろシツコク繰り返すが),そろそろ具材のバランスを見直したり,も少しバリエーションを増やしても良い頃ではないか>全県のそば屋さん.
「宮古そば」,「八重山そば」ってのは麺の形状による分類だとか.以上昨日そば本2冊の立ち読みで仕入れた知識なんだけど,北部で紹介されてる店は偏っててぜんぜん少なかった.まだまだだねぇ.けど1軒穴場の店を発見したのは収穫.しかし中山の坂の上のもっと先と残念ながら遠かった.
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