大豆にコウジ菌を植え付けたのんを塩水に浸けるとこから始まる.材料はキホン大豆,小麦,塩だけ. 何と無く種類なんか大して無いように思ってたんだけど,これまた一口に「麹」と言っても,造るモノによって適したのんがあって,酒用とは全く違うものを使うんだそうで.
でその風味を左右するんがその蔵元っちゅうんか,それぞれの「麹」なんやな(それぞれ別物なんて考えてみたことも無かった).あと乳酸菌や酵母を添加する方法も有るみたいやけど,長い間にその蔵なり樽に住み着いた「菌」が味を醸し出すワケで,その奥深さってのは計り知れないと云うか,解明しつくせない(数値化できない)かも知れないんだな.
造り方とかってレベルでなくて,存在自体が味を左右してるってことなかなか思い至らなかった.
いやしかしさふひふちゃんとしたモノを口にしたいトコだけど,いかんせん先立つものが乏しいんでなかなか.いやまぁ別段金残そうなんて必要も能力も無いんだけどさ.
- 作者: 永田十蔵
- 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
- 発売日: 2005/02
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