しっかしオレ良くあんな道をチャリで行ったよなぁ.慶佐次経由でクルリンパのコースだったけど,あの時と同じ道を移動.
2008年7月20日(日)6時集合.
7時支度場所.朝弁支給(また飲み物だけでスルー).アサイチの班分けで「家族組み」(カミサンと子供一人の一家族)に.小学生のボウズと一応カミサン役は加藤夏希似のかなり若いコ.初っ端俳優陣(島人)の紹介が有ったけど,例によってメガネなしではよく見えないので(離れてたし)特に誰とは分からず.
最初のシーンは鮫退治の「渡り衆」が島にやってくるところ.遠くにその船が見えたことを触れ回るヒトに反応して,島人が浜に走って行くシーン.最初は浜に一番近い小屋を割り当てられた.一眼レフを2つかかえたおっさんが日陰の真中に居座ってるんで,どっか他所に行けと思う.先週末の週間天気予報はずっと「曇」だったのにピーカン.10時30撮開.
激暑.基本裸族なので,着物なんかまとってると,汗が半端ない.ドーランが流れて目にシミル.オレがそんな状態なのに子供役のボウズは全然汗かいてないのが不思議.最初のシーンのテストが多くてフクラハギが痙攣寸前になる.テストを繰り返すウチにたまたま左足を砂にぐっと踏み込んだ途端,フクラハギがピキって感じに(実は軽い肉離れかも知れない).
最悪なコトに,駆けてゆく島人のバランスが良くないってんで,ずーっと奥の方に場所変えされる.勢い良く走ることを要求されるが,正直ムリな状態,しかもメチャ遠くなってるし.オレの所為ってことでもないけど,後ろの方が遅いってんで本番 NG.やり直し.このカットは人がワラワラ出てくるんで,残ってても分かりゃしないだろう.かなりギリの状態.先日の地震の時に慌てて椅子から立とうとして,後ろにひっくり返りそうになるのを堪えたけど,椅子を倒してフクラハギにブチ当てた.それ以来元々違和感があったんだけど,そこを傷めた気がする.
その続きで島人が浜に駆け出たところから,一同が沖の千石船に向かって歓声を上げるシーン.
12時半くらいから昼弁.ダイエットすべく食べないつもりだったのだが,消耗著しいので,鳥照り焼き弁当のおかずだけ殆ど食べる(揚げ春巻きパス).
1時半から再開.たしか午後からその別角度の撮り.船の脇で主要俳優の間のカメラ真ん前のポジション.遠くの船を見て声を上げるていだけど,カメラの動き出し位置(レール移動)が完全に目線方向なんで,見るなと言われてもなかなか難しい.運が良けりゃかなり大きく映ってる可能性あり.
その後「渡り衆」がし止めた鮫が浜に並んでて,未亡人がそれを棍棒で叩きまくるのを見守るシーン.役名付きの女性4人ばかり,この棒たたきを繰り返すので本日一番の重労働.最初はその作り物の鮫がひっくり返って NG.さらにカムイと伊藤君率いる「渡り衆」が海側に立って,数方向からの撮り.オレの「息子」が右腕に輪ゴムをしてて,コラぁ.前のカットはしたままだったと.
その最中に「さやか」が上から走ってきて島人の取り巻く中をかきわけ,鮫の間を抜けてカムイに駆け寄り,背中の汗を拭き,の後「渡衆」が島人の間を通って上がってくシーン.
たしかそこまでだった.
19時過ぎバラシ終わり.今回夜弁支給はなし.
帰着20時半.
今日もある程度やってたんだけど,ストレッチ,準備運動を充分にやること.
劇場公開後追記
この日のシーンて,朝一発目の「渡り衆が来たぞぉー」の短いワンシーン(オレの足が攣る前か後か分らんけど 笑)以外バッサリやった.
鮫をぶん殴る未亡人役の皆さん,相当過酷で長い撮りやったんやけどなぁ._||_
- 天仁屋ロケ
- 慶佐次(二日目) エキストラ再開6日目
- 慶佐次(三日目) エキストラ再開7日目
- 慶佐次(四日目) エキストラ再開8日目
- 慶佐次(五日目) エキストラ再開9日目
- 慶佐次(六日目) エキストラ再開10日目
関連:エキストラ参加の記録.