てんぷら(テンプラ)と云うと,粉付きの揚げ物を指す場合と,地域によっては魚のすり身を揚げた物(沖縄から鹿児島にかけても名物だけど,「てんぷら」という呼び方はしない)を指す場合がある.
で粉を付けて揚げる料理の方だけど,沖縄にはマチ中に「てんぷら屋」つうのんが有るくらい普通の存在だ(一度保険屋のねぇねぇが暖かいのを差し入れに持ってきたことがある).一風変わってると思うのは,スーパーの惣菜コーナーにも芋や魚やイカ等の「てんぷら」が常時売られてるワケなんだけど,計り売り(gなんぼ)だったりする.今でもそうなのかどうか分からないけど,ヨーロッパの八百屋で買った時は(バナナやリンゴなんかでも)計り売りが普通だったな.
おまけに内地の感覚からすると,「天麩羅」つぅのはワリと粉が(具材より粉の方が)少なくてカラっとしてるもの(カキアゲも同様)というのが普通だと思うけど,沖縄のそれは衣が多くてぼってり型のもっちり感覚.小麦粉だけでなく膨らし粉なんかも使うらしく,極端な言い方すれば揚げパン寄りだ.確かに腹の足しにはなる感じだけど(やはり島人はオヤツ感覚らしい).
オレ的には,そういうカサ増し手法もさることながら油をたっぷり含んでて,正直健康に良いとは思えないので,自ら買うことはない.
追記
若いヒトだけかどうか知らないけど,ソースかけてコーラと一緒に食べるらしい.