文章や映像そのものは別なんだけど,推理モノにおけるキャラクターとかプロット,トリックってのは,格別には著作権保護の対象にはならない(らしい).
前にも書いたと思うけど,某人気漫画なんか古今東西のトリックを使い倒してる印象.展開の中で肝心カナメのトリックが思いっ切りバチモンだと(さらにひねりも無いと最悪),萎えるんだけど.そもそも元の大人?に戻るテーマはドーナッツ?とか,こんだけ続いてたら子供でもいい年に成長してんぢゃね?ってサザエさんかよ的突っ込みもできる.
同世代の中では「イマイチ低迷気味と言われる石原さとみ」のドラマ「パズル」.見てないけど暇潰しに半分くらい見た.でこれまた要するに「TRICK」の同類だろって見る前から思ってたけど,やっぱそんなトコな感じ.上田に相当するような濃いキャラが居ないと物足りないんぢゃ?
その後にこれまた同類って感じで,さっきやってたドラマでは,死体が埋められてるハズの場所を掘ったらなくて,実はその後に犯人が隠しておいた死体をその場所に埋めるというのをやってた.最初に掘って出なかった時点で,これ「アレ」ぢゃねの?って思ったら,案の定そうで,『刑事コロンボ パイルD−3の壁 (1971)』のまんまぢゃんか.
あとキャナメ君はこんなんで良いの? ちょい前も似たようなキャラやってなかったっけ?
コロンボと云えば,古畑任三郎がかなり(倒叙形式や犯人設定も含めて)キャラを踏襲してる感があった(のでそんなに見てなかった).主にコミカルなサブキャラで色づけしたとこが,若干差別化の印象.
でまた別の踏襲てぇと,「相棒」.右京のキャラは明らかに「コロンボ」と「シャーロック・ホームズ」の合成でしょ? でも「相棒」は,脚本がしっかりしてて(世相を反映してたり,設定が豊富),全くタイプの違う二人を筆頭にレギュラー陣が個性豊かでキャラ立ってる(バランスが良い)とこが,見応えあるなと感じさせる.
でまぁ撮影再開は決定みたいなんだけど,スケジュール等の連絡は無いっすね.一応備えてヒゲ剃らないでいるけど.まずはオープンセットの直しとかで時間がかかるのかも知れないけど,そうこうしてる間に,沖縄県地方は入梅しちゃいますえ.