平 成 17 年 6 月 15 日
厚生労働省医薬食品局食品安全部
プレスリリース
先般、昨年秋以降中国から輸入したカンパチ及びイサキの中間種苗(注1)を、
国内で養殖していたところ、これらの一部からアニサキス幼虫の寄生が高頻度に
認められ、さらにその一部において魚肉中からも検出された(参考資料)との連絡
が農林水産省よりありました。これらの養殖魚はそのまま生食を行うと、アニサキ
ス症を発症する可能性があります。
(注1)稚魚を一定期間、人工的に育成した養殖用の種苗。
アニサキスについては冷凍(−20℃以下で 24 時間以上)か加熱で死滅.酢で〆ても死滅しない.
釣った直後に内蔵を取り除けば大丈夫らしい.魚の死後筋肉中に移動するので,生食する場合は内蔵に近い部位(脂の乗った腹身とか)のリスクが高いことになる.
一般に寄生虫対策として冷凍が有効とされるけど,効かない(家庭用の冷凍庫では不十分)寄生虫も居るとか.なので冷凍するのも2,3日以上行なうか,やはり加熱するのが一番安全てこと.
にしても稚魚(種苗)の輸入てぇとウナギくらいしか知らなかったんだけど,今や養殖に関しても全般的に中国に依存してる可能性が有るワケね.
何かと中国産を敬遠しつつも,安さに引かれて買っちまうことが多い.それでも今日は何となく(g単価で6倍くらい高いけど),国産の紅しょうがを買った.1Kgも要らないってのもあったんだけど.とは云っても,原材料を輸入して国内で加工したモノを「国産」として売っていない保証は無いんだけど.