らしい.
生物がペアを選択する指標に健常度が有って,健康のバロメーターとなるところのカラダがより大きいとか,色彩がより美しい(体色が濃い)とか,模様が対称的であるとかが基準になったりする.
ヒトの場合も「美人」の条件の一つに顔の対称性が有って,これも種の健康さのアピールだと考えられるって説が有る.しかしヒトの顔ってのは普通は意外と左右バラバラなもので,「美人」と言われる人でも顔写真の半分を反転させて合成すると,想像以上に違和感が伴うのに驚いた記憶が有る(AERA の記事).
ちなみに近年は,昔に比べて驚くほど美形の女優さんやモデルさんが多くなったと感じるのだけど,改めて思えば美容整形術の進歩あるいはそれがより身近になった(就活や入試面接対策として整形するっていう韓国程ではないにせよ)ってことが関係しそうでは有る.
もう一つ別の基準が有るという記事を見た.脚が長いと格好良いと感じるのも,発育の良さの現れと同時に,(特に女性の場合は)成長段階で良い環境に有ったことをアピールするってことらしい.という要素を本能的に感じ取るから好まれるのだと.それに加えて標準より脚の短い人の方は,特定疾患の発症率が高いといったデータも有るんだとか.「アン・ガールズ」の二人は余程家庭環境が良かったんだろうなぁ(先の記事に,好まれる対象は平均より5〜10%長いと有ったが).
確かに脚長が好みなコトには激しく同意する(ただし小枝みたいなガリガリ脚はゴメンだ)けど,自分自身がどうかという点に関しちゃ実に残念な結果のオレ _O? 悪いところばかり似るとは良く言われるけど(生活習慣によるトコロは当然大きいワケだが),そこには何か遺伝子の自己主張が有るのだろうか.「負」の遺伝の積み重ねが,ある日突然変異に繋がるとでも?