s0met1me◆JIRN.kBNd のやんばる名護パトロール隊(起承転々)2nd

沖縄本島北部はやんばる名護エリアでの由無し事をつらつらと.

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ゲージツの秋とか言って

まぁたしかにこっちは「秋」になった頃かもしんねぇけど,3週かそこら放送遅れの番組やってて.

随分前だけどあっちの美術館では途中外出(再入場) OK だったんで驚いた記憶がある(最近は日本の施設でもあまり珍しくなくなったけど).それが何時からかは知らないけど,フランスには「ミュージーアムパス」なるものができてるらしい.パリはおろかベルサイユ宮殿までカバーしてるとか.フランスは3(4?)回ばかし行ってるけど昔は無かったハズ(『歩き方』に載ってなかったもの).最新情報かどうか知らないけど,こんな感じらしい.

■カルト・ミュゼ CARTE MUSEEで効率よく
短時間で効率良く美術館を見たいという人にお勧め。パリと近郊合わせて70の美術館や博物館、史跡で使えるフリーパス。ルーヴルやオルセー美術館ヴェルサイユ宮殿など、主なところはほとんどカバーしている。チケットを買う長い行列に並ぶこともなく、そのうえ出入りも自由。1日券18E、3日連続券36E、5日連続券54Eの3種類があり、シャンゼリゼの観光局、メトロの主な駅、カルト・ミュゼに載っている美術館・博物館の窓口で購入できる。ただし、特別展への入場はできないので注意。

昔はせいぜい METRO の回数券(カルネ)で節約するとか,ユーレイルパスや学生証で個別に割引程度だったように思う.ルーブルとかオルセーとかはもちろんなんだけど,市中の作者毎の小美術館まで対象ならかなりお得な感じだ.


別に芸術好きとか絵心が有るってんでも無いけど,ボンビー旅行てぇと名所旧跡とか差し置いて,とりあえず日中に安全な美術館博物館の類を巡るのが常(経済的事情もあって日没後に繁華街に出る余裕なし).未知の国や街に行って目ぼしい観光スポットが有ってもなくても,手っ取り早くその地の雰囲気を知るにはうってつけだ(何よりたいてい安いし).

ところでかの有名なピカソの「ゲルニカ」だけど現在はマドリッドのソフィア王妃芸術センター(美術館)収蔵だと言う.オレが昔見た時はたしか小さな美術館に有ったハズだと思うんだけどあれは何処だっけ? そういう地方にローカル(や夜行)列車で出かけていくのもまた,自由旅行ならではの楽しみなんだけどな.

歴史の有るものだから,それぞれの佇まいのある小さな美術館を巡るのは,さして時間を気にしない旅人にとっちゃ楽しいことなんだけど商業的には効率悪いってことだろう.でもそういう集中化はやっぱ地方(周辺)置き去りの気配が有るような.都市でもちょっと郊外や穴場的なこじんまりとした街並みの中にひっそりと佇む雰囲気ってのは(周囲の住宅と見分けがつかないようなとこから見つけ出すってのも),日本ではなかなかお目にかかれなくてこれまた良いんだけどね.

ギュスターブ・モロー美術館なんて完全な私邸(外見はアパルトメントと区別付かない)だし(上野に特別展が来たときも思わず懐かしくて見に行ったな,普段はそんなこと全然しないのに),ロダン美術館とかドラクロワ美術館も一軒家だったかな? ピカソ美術館はパリのも行ったけど,そういったモロモロがいかにも偉ぶった構えでなく,そのままのカタチで残され続けるとこが日本との違いを感じた.まぁ見た目の好き嫌いと言う点でピカソ作品はちょっちねってのはある(考える対象としては興味深い)けど.あと感覚的に好きなタッチはエル・グレコだった,とかツラツラ思い出した.