少し前にそういうニュースがあった.はっきりしないが,海水温の上昇が原因ではないかと言われているらしい.
直径20cm程の傘に放射状の赤い縞模様が16本走る。触手は長いが千切れやすい。
触手の刺胞毒を受けると火傷に似た痛みが走り、みみず腫れや水脹れ、時に呼吸困難や溺死を起こす例もある。その一方で手で掴んでも大丈夫だったという例もある。
触手が2mもあり,魚が刺胞で傷だらけになるし毒で死んでしまうので,一緒に上がった魚は売り物にならないのだとか.割と深場に居るらしく,網に掛かるのが殆どアカクラゲばかりで,太刀魚漁が壊滅的な打撃を受けているということだった.
このクラゲの刺胞は乾燥しても毒性が残るため,忍者が目潰しの材料として用いたというはなし.
クラゲの大量発生と言うと,エチゼンクラゲの報道が多いけど,それ以外にも近年は各地で色々なクラゲの大量発生が起きているようだ.