二度寝にひたろうとしたけど,ムシ暑くなって駄目.
この区画整理地域の様子を見てると,軽いバブルを思わせる.県南部の基地返還が進められると,跡地利用に関しちゃ間違いなくバブルの再来となるだろう.しかしそれも長く続けられるものでは無い.
新世紀前辺りからの移住ブームに沸く沖縄だが,移住者は年間およそ2万人とも言われるらしい.中でも石垣島への流入は著しく,転入転出がかなり激しいものの,年間5〜600人程度の定着者が有り,人口5万弱ながら実際の居住者(転入届をしていない者を含めると)は6万人に達するとも言う.
以前移住者の急増によってインフラ整備の遅れ(財政的な要因も大きい)や,住宅建築に関する法的なトラブルが続出してるというハナシを読んだが,今や全島の海岸地域でことごとく住宅地とリゾート開発の計画が進行中で,遂に住民が立ち上がったという報道があった.今のペースで内地からの移住が進めば「侵略的外来種」そのもので,固有の文化の維持も危ぶまれる.このまま全ての開発が進めば,環境負荷も高く景観も損なわれると危惧してのことだ.
新興住宅地に入った移住者の中には,地元民との関係を避け,独自の文化や習慣に習うことをしない人も多いと言う.そういう地域の一つを,地元民は「Little Tokyo」と揶揄しているのだとか.確かに仕事は必要だが,ホクホクなのは建築業者だけだし(たぶん元受は内地の大企業だ),いつまでも開発し続けることはできない.