今月から (SINET->Super SINET->)SINET3 の運用が始まったってニュースを見たんで,WIDE 方面はどうなんだろ?と思ったら,こうなってたんやね(全然知らなかった).
国内最大のインターネット相互接続ポイントNSPIXP-2、都内6拠点での分散運用を開始 NSPIXP-2の分散化に伴い、名称をdix-ie(Distributed IX in EDO)に変更
WIDEプロジェクト(代表 慶應義塾大学環境情報学部 教授 村井 純)は、本日3月28日、日本最大のインターネット相互接続ポイントである dix-ie(ディクシー)の東京都内6拠点での分散運用を開始しました。この本運用開始に伴って、従来のNSPIXP-2の名称を、dix-ie(Distributed IX in EDO)と変更しました。
dix-ie は、WIDEプロジェクトが1995年より 「NSPIXP-2」の名称で研究開発を行ってきた、インターネットの相互接続実証実験のIXP(インターネット相互接続ポイント)です。 現在、60社以上のインターネットサービスプロバイダ(ISP)を東京・大手町の KDDI株式会社大手町ビル内において相互に接続し、国内最大規模のインターネット相互接続ポイントとなっています。2001年6月からは、IP version 6への対応と、都内複数拠点での相互接続を実施するための「接続ポイントの分散化」に関する研究開発を進め、このたび本運用を開始することになりました。 またこれに伴い、名称をNSPIXP-2 からdix-ie(Distributed IX in EDO)と変更しました。
dix-ieは、MCIワールドコム・ジャパン株式会社(接続地点:中央区)、三菱電機情報ネットワーク株式会社(品川区)、NTTコミュニケーションズ株式会社(千代田区)、 株式会社パワードコム(江東区) 、アバヴネットジャパン株式会社/グローバルソリューション 株式会社(中央区)の5社5ヶ所を、KDDI株式会社の大手町ビル(千代田区)から光ファイバで接続し、10Gbit EthernetやGigabit Ethernetの多重技術を用いることにより、4Gbpsから10Gbpsの帯域で相互接続しています。
この分散拡張化 により、それぞれの場所でコンテンツ提供サービスを行っているコンテンツサービスプロバイダは、dix-ieに接続されたISPに対して良好なコンテンツ 配信環境が整い、広帯域化(ブロードバンド化)を促進することになります。また、ISPやコンテンツサービスプロバイダは、自由にサービスを提供する場所 を選択できるようになります。
SINET3 ではエッジを S/W にすることで高速化ってハナシだったけど,dix-ie も分散接続部分はそんな感じか? しかし SINET だけど,どうせ今時なんだから, SINET 3.0 とかにすればって気が...