支払い記録の紛失含め過去に数々の不祥事有り,年金制度としちゃ財源不足でこの先増税とか言う昨今.でこんなヤツラが居たわけで,こういうヤツラに払った,元はと言えば国税を,取り返す手段を作って下さい.
つーかこんな法外な報酬払えるのが,そもそもおかしいですけど.
約5000万件に上る“消えた年金”が問題になる中、今度は元社会保険庁長官が退官後、天下り先から報酬や退職金として計約2億9000万円を受け取っていたことが1日、分かった。年金記録不備に加え、新たに発覚した元長官に対する高額報酬。7月の参院選に向け、新たな火種になりそうだ。
衆院内閣委員会で元社保庁長官の正木馨氏(76)が得た巨額の“天下り報酬”を指摘したのは民主党の細野豪志議員。
細野氏の調査によると、正木氏は1954年に旧厚生省に入省。85年8月から86年6月までの間、社保庁の長官を務め定年で退官。86年以降、厚労省所管の4法人で理事長などを歴任し、現在は財団法人復光会の非常勤理事長を無報酬で務めているという。
正木氏が4番目の天下り先である「社会保険健康事業財団」の理事長を02年9月に退職するまでの約16年間に受け取った額は、少なくとも2億9000万円。細野議員は「長官経験者なら一般的な天下りコース。他省庁にも同様なケースがあり、今回指摘したのは氷山の一角にすぎない」と新たな“疑惑”の存在を示唆。細野議員は「到底、許されるものではない。今後も追及の手を緩めることはない」と憤る。
年金記録不備の原因は1980年代に、旧式の手書き台帳の記録をコンピューターに移行した際の入力ミスによるもの。正木氏が長官を務めていたのは、まさにこの時期にあたる。正木氏が同庁退官時に受け取った退職金について、厚労省人事課は「プライバシーに関することなので発表しかねる」と話した。