人にはそれぞれ色んな才能があって,既存の価値観やシステム(教育方法)では,それが抹殺されてしまう.でオレの持論としては,小学校では読み書きソロバンを集中的にやるのが正しいと思ってる.何しろ読解力が伸びなけりゃ,自分で資料を読むことすらできないわけで.
一方音楽とかってのは,皆で歌うとかってのは健康上?悪くないと思うのだが,もの凄いプロ志向でもない限り,小学校みたいな段階で楽譜なんてもので縛り付けるのは,かえって想像力を束縛するような気がする.ハーモニカとかリコーダーとか買わされたけど,あんなお仕着せは良くない気がする.
オレは小6の時に何の説明もなく徴兵されて,ワケの分らないうちに小学生音楽合唱コンクールの神奈川県大会に出たんだけれど,最初の段階でもう少し説明があったら,モチベーションが違ったと思う.
でこれは中1の時の話だけど,何でも良いからリコーダーで一曲演奏ってな課題があった.そんで当時聞くようになったサイモン&ガーファンクルズの「コンドルは飛んで行く」をラジカセで録音して,耳で聞いて覚えて練習した.でそれをやったところ,「(何でまたそんな)随分変わった調で(滅多に使わないだろう変何とか短調でってこと)」って言われたのを覚えてる.確かに指が滅茶苦茶複雑になったけど,テープの音に合わせたらそうなったまでのことで,大きなお世話だ.