s0met1me◆JIRN.kBNd のやんばる名護パトロール隊(起承転々)2nd

沖縄本島北部はやんばる名護エリアでの由無し事をつらつらと.

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またまた気になる話

こっちに来てから,何故かエヘン虫の取り付くことが多い.少し離れたところにゴミ焼却場があったり,鎌倉街道や横横が通ってた,以前の住居近辺より空気が悪いとは思えないのに.人口規模がゼンゼン違うし,大きな工場なんてたいしてないし,まぁ R58 に近いっちゃ近いけど,交通量がそんなにあるワケぢゃない(渋滞なんぞが起きるのは年にほんの数回だけだ).

強いて挙げると,「シークァーサーの里」の勝山付近と,少し本部(もとぶ)寄りに離れた(丁度名護湾に向かって南に出っ張った辺りの)山一帯が採石場になってて( R58 を名護に向かってると見えてくる光景は,無惨な山肌を露にしてて,ちょっと異様だ.),北部採石や琉球セメントなんかが有ることだ.何となく粉塵が気になる(黄砂も有るけど,これまたそんなに頻繁ではないし).

一週間前あたりのことだったか,福岡・北九州方面で「光化学スモッグ注意報」の発令がニュースになってた(調べたら4月下旬にも発生してた).何ぢゃそりゃ?と思ったが,ここ数年関東地方を中心に復活してたんだナ.しかし今回の場合は,(環境悪化の懸念著しい)中国からの越境汚染だという指摘がある.

でまたもう一つ(一瞬「ガス状星雲」と見間違えたヨ).ガス状水銀が平均超 中国大陸から到達か

環境省が今年2、3月の2カ月間、国頭村辺戸岬で実施した「有害金属影響調査」で、大陸から大気を通じて運ばれる化学物質の中に、県内の自然濃度を超えるガス状水銀が含まれていることが分かった。
 2カ月間の平均は一立方メートル当たり3・1ナノグラムで、最大4・3ナノグラムが観測された。大気中の有害排出物をめぐっては、エネルギーの7割を石炭に頼り水銀排出量の多い中国などの工業化の影響も指摘されており、大陸から沖縄にも届いていることが浮かび上がった。
 環境省は中国大陸などから流れてくる大気の塊の到達頻度が高い地域を調査地点に選定。辺戸岬の国立環境研究所辺戸岬大気・エアロゾル観測ステーション、島根県隠岐の国設酸性雨測定局を選び、実際は辺戸岬で観測結果を得た。調査時期は中国大陸から大気の塊が日本に到達しやすくなる時期と考えられる2月から3月とした。
 測定の結果、最高4・3ナノグラム、最小でも2・3ナノグラムを観測。調査全期間の平均は3・1ナノグラムだった。大気から直接身体へ悪影響を及ぼすとされる指針値の40ナノグラムを大きく下回ったが、県が県内4カ所で観測した平均値よりはいずれも上回った。
 県の有害大気汚染物質調査(2005年度)によると、「水銀およびその化合物」の一立方メートル当たりの平均値は那覇市中央公園で1・8ナノグラム、南城市大里の衛生環境研究所で1・5ナノグラム、那覇市松尾の観測地点で2・7ナノグラム、沖縄市知花の観測地点で1・6ナノグラム。
 環境省環境安全課の戸田英作課長補佐は「まだ2カ月間の観測なのでデータの安定性は明確ではなく、水銀がどこから運ばれてきたかもはっきり言えない。今後も観測を続け、一酸化炭素などほかの物質との相関も分析すれば、ある程度分かってくるだろう」と話した。
 大気中の水銀は、重金属の中で唯一、雨とともに海に入り、微生物が有毒なメチル水銀に変える。それを魚が食べると、食物連鎖によって大型の魚ほど水銀濃度が増す。このため地球規模での魚の汚染防止対策が課題となっている。

これ以外に,河川や海洋を汚染してるってハナシが伝えられることが増えてる.輸入食品は避ける努力をするけど,直接海を汚されチャ,近海の魚類すら食えなくなっちまうじゃないか.魚介類の安全検査がどの程度行なわれてんのか気になる.