雨の予報だったが,太平洋側の高気圧が頑張って曇のまま.南風が入って少し蒸し暑い感じ.湿度が高いんで,そろそろカビ対策しなきゃいけない.で去年の二の舞は懲り懲りなんで,一月ばかり前にチェストの引き出しに除湿用シート(ジェル化するやつ)入れたのだが,何と既に駄目になってる ;_;
クダンのスーパーホテルは6月6日オープンてことで,温泉入浴だけできないか期待がかかっていた.まぁ本物かよ?って疑いは残りつつ.したら今日見ると,天然温泉の看板が消されて,「海洋深層水大浴場」に変わってやがった.まぢかよ? やっぱボーリングしたワケぢゃなかったんだな.おそらく温泉で申請したけど,認可が下りなかったんだろう.
ロラン(LOng RAnge Navigation)C と言うからにゃAやBは有ったのか?と思ったらAは有ったのだ.
1 新たな広域電波航法システムの構築
我が国の電波航法システムは、30年代から運用を開始したロランAシステム、40年代から運用を開始したデッカシステムにより沿岸域をカバーしてきたが、これに加えて50年代には8送信局で全世界をカバーするオメガシステムが開発され、我が国は長崎県対馬にその1局として455mの鉄塔を有するオメガ局を設置し、システムに参加した。
しかしながら、海運、漁業等に従事する船舶については、その安全を確保しつつ一層の運航能率の増進を図るため、我が国の周辺海域はもとより、全世界的にも、より良い航行援助システムの構築が重要な課題となってきたことに伴い、既存のシステムに比べ、より精度、信頼性が高いシステムの研究開発が行われ、国際的にも統一された航行援助システムの構築が進められてきている。
この結果、我が国においては、既存システムより比較的測位精度が高く利用可能範囲が広いロランCシステムが6年に構築されるとともに、米国の衛星航法システムであるGPSの精度をさらに高めるシステムとしてディファレンシャルGPSが9年に運用開始される一方、必要性の低下したロランA及びオメガ各システムは9年までに順次廃止されるに至っている。
(1) ロランCシステムの構築
ロランCシステムは従来軍事用として米国により運用されていたが、米国は、GPSの整備完了に伴い、米国以外で運用しているロランC局を廃止する方針を決定した。
我が国においては、漁船約2万8千隻のほか、商船等約5千隻が同システムを利用しており、漁業団体を中心に継続運用の強い要望がなされたことから、海上保安庁では、我が国で運用されているロランC局を引き継ぎ運用することとし、3年度から整備に着手、5年7月に千葉市にロランCシステムの中枢となる千葉ロランセンターを設置するとともに、段階的に引き継ぎ運用を行い、6年10月には硫黄島局に代わる新たな主局を新島に設置し、新チェーンによる運用を開始した。
しかしながら、我が国周辺海域におけるロランCは、北海道等一部海域では利用することができなかったことから、この問題の解決と極東海域における有効エリアの拡大及び利便性の向上を図るため、我が国のほか韓国、中国及びロシアの4箇国のロランC局(ロシアではロランCと同様のシステムであるチャイカ局)を互いにリンクさせる国際協力チェーンを構築し、ロシアの国内事情により対応が遅れている一部を除き、8年1月に国際協力チェーンが正式運用を開始した(第1―6―2図参照)。
(略)