県南部の基地返還で実際に戻ってくる土地が,かなり明らかになってきている.何よりも,安全が確保されることが重要なんだけど,跡地の利用方法がどうなるのかが注目され始めている.
それぞれの返還時期がはっきりしないものの,前例を見ると少なくとも20〜30年というようなスパンで,再開発が行なわれることになりそうであり,相当規模の土地が解放されるということでは,どんな波紋が及ぶか予想がつかない点もある.
また返還される基地の従業員約4000人の雇用問題を初め,米軍依存の経済体質の転換も求められる.下手するとバブルの再来ってことになりかねないのだが,たぶん建設建築関連が牽引するという構図になるんだろうなぁ.
しかしだ,同時に米軍軍属向け住宅(既にあまり気味らしいが)も空いてしまい,住宅に関しては大幅かつ急激な供給過剰になるため,新たに建築する意味がない(ここ10年ほど,沖縄への移住ブームが続いているが,県外か海外からの大量移住でも発生しない限り).
沖縄移住を希望されるかた,住宅事情に関しては,掘り出し物続出が期待され,今後希望が持てます.