s0met1me◆JIRN.kBNd のやんばる名護パトロール隊(起承転々)2nd

沖縄本島北部はやんばる名護エリアでの由無し事をつらつらと.

はてなダイアリーからのインポートにより以前の記事のタイトル,表,見出し,改行等々の乱れが生じていますが今更いちいち直せないのでご理解ください.
当ブログの記載事項は全て無保証です.また貴方の健康を損ねる恐れが有るので,閲覧は全て自己責任で必要最低限度に留めることをお勧めします.


名護飲食店(食堂・そば屋)リスト w Google map (連動ブログ)

飲食店(食堂・そば屋)リスト(もっぱら名護市内)

『食系まとめエントリ』一覧






一年がかり vs 一ヶ月?

最初に名護に下見に来たのが,去年の5月上旬.この部屋のベランダから右下の道路の向い側にある建物は,その頃1階の型枠工事の最中だった.その状況からみて,立て始めたのは,4月かそこらと見受けられた.その後数回行き来するうちに,何やら変わった建物になりそうだと思いながら,様子を見守っていた.

最初の雰囲気では3階建ての様に見えたのだが,引越しも終わり,冬になってもなかなか全貌が明らかにならず,ようやくその外観を現したのは,遂に年末の頃だった.凝ったツクリなのが興味をそそる一方で,遅々として建設が進まないので,物音が絶えず,それがまた気になる理由だった.

年があけ3月になろうとしている今,ようやく外装がほぼ整い,内装にかかっている.建物は予想に反して2階立てで,1階にカットと他に何かもう1軒の店舗,2階に住居らしく見える.

建物の形状が単純なスクエア型ではないのはもちろんだが,屋上部分も平坦ではなく,奥の部分にはアーチ型のスペイン瓦を葺いたカマボコ型の出っ張りが,手前の部分には同様に瓦を葺いた三角オニギリ状の出っ張り(明り取り?)が置かれた格好で,2階通路の庇も一戸ごとにアーチ型に作られている.ガウディ作とまでは言わないが,それにして今時(こんな場所には)珍しくも凝ったツクリだ.

正に1年がかりの建築となりそうで,普通の賃貸経営で資金回収できるとは思えず,どういう人が施主なのかいささか興味が湧く.

その一方で,その建物の少し奥の一角に,先週からまた一軒建て始めている物件がある.

そちらは何と,基礎2,3日やった後,1階につき8枚ほどのコンクリートパネル(厚さ12センチくらい)を組み合わせ,僅か2日あまりで,2階建ての形がほぼ出来上がってしまった.パネルの角部分の隙間から覗いて見ると,部屋の仕切り壁も同じコンクリートパネルになっていた.

パネルの内側に断熱材の類が入った構造なのかは不明だが,これまた対照的な工法で,初めておめにかかった.これなら一ヶ月ほどで完成しそうな勢いだ.当然かなりコストダウンできそう.